ラポール整骨院の扁平足

人間の足は、6歳くらいからアーチを形成するための骨が作り出されて10歳くらいまでに全ての足の骨が完成するといいます。

ただ、歩行時間が短い場合や運動不足などにより、足や足指の活動量は減るので、結果的に足指を曲げる筋力が低下しがちになります。その結果アーチの形成が阻害されるなどで扁平足になるといいます。

女性の扁平足の原因についてですが、これは靴文化の発達によるものなどが代表的です。扁平足には幼児期と成人期の2つがあり、女性の偏平足の多くは成人扁平足だと考えられます。

足のアーチを作る靭帯および腱は、加齢などで変形を引き起こしたり長時間立ったままでの作業、歩行や無理な運動で傷が付きやすくなり、足のアーチが維持できなくなるなどの要因が挙げられます。

中でも多いとされるのは、後脛骨筋腱が加齢性による変形や体重負荷などで断裂が生じる後脛骨筋腱機能不全です。これは中年以降の女性および肥満型の人に多いとされます。

扁平足の症状についてですが、成人期の扁平足では足関節の靭帯および腱の付着部分で腫れおよび痛みが生じます。

主に、内側のくるぶし付近が多いのですが損傷を受けた場所によっても腫れや痛みが変わるのも特徴です。